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2016年1月30日土曜日

パソコンサポート@古着屋PiLOTさん

本日のお仕事は、古くから(と言っても7~8年くらいだと思いますが^^;)お付き合いのあるPiLOTさんのパソコンリニューアル。

ノリさん、新しいパソコンの快適さにご満足いただけたようで、何よりです^^

予算も、スペックも、データの移し替えやパソコンの変更に伴う諸々の移行も、事前にちゃんと打合せて合意形成できていたので、今回はホントに気持よくお仕事させていただくことができました^^

PiLOTさんはノリさんとも、奥さんのやすみさんとも、公私ともにお付き合いをさせていただいてます。
いつもありがとうございます^^



さてさてところで、パソコンの入れ替えって、単なるパソコンサポートに見えるけど実は違うんです。
故障や経年劣化に伴うパソコンの入れ替えを依頼されると、お仕事としてはパソコンの設置や設定だけじゃない、様々なことが絡んできます。

パソコン入れ替えると何が起こるか

  • OSが変わったりソフトウェアがバージョンアップしたりして使い勝手が変わるので、そのサポート
  • 設定を一からし直す必要が生じる(プリンタ設定とか、メールとか、ブラウザ設定とか)
  • 古いパソコンからデータを移してくる必要が
これだけだとまだ「なんだパソコンのサポートじゃん」としか見えませんね。

実は、パソコンの入れ替えより遥か以前に、そのお客様とお付き合いしておかなければどうにもならない事があります。
それは「データのバックアップをとっておく」ということ。(データのバックアップを的確にご自分でできている、という方は実は非常に少ないのです。)

入れ替えの理由が「古いパソコンが壊れた」という場合だと、データのバックアップを取れていなければ、僕らがどんなに頑張ってもそのお客様のご要望どおり(前のパソコンと同じように使えるようにしてデータもそのまんま復元し欲しい)とは行かなくなってしまいます。
そうなるとそのお客様からは不満やお叱りばかりいただくことになっちゃいます。

・・・実はこの日、別件でまさにそういう案件も見舞われてしまったのですが(T_T)・・・

このお客様が、どこまでデータをバックアップしていて、パソコンの利活用に何が必要なのか?
仕事の内容やスタンスも含めて相互理解しておかなければ、いざという時にそのお客様のお役に立つことが出来ません。

そういう意味では、「やってることはパソコンのサポートのようにしか見えない」と思われていても、中身はちゃんと経営とIT利活用の原則に則った、ITコーディネータとしての仕事をきちんとしていくことで、単なるパソコンサポート以上の関わり方が出来るんですよ、ね^^。


2016年1月26日火曜日

配線

お客様の会社に行ってIT周りの事を色々サポートしていると、必ず気になるのが電源コードやケーブルの配線。
ほとんどの会社で、電源周りがグッチャグチャになってて、事あるごとに配線とか電源の整理をと提案するんだけど、なかなかマトモに考えてもらえません。

そんな中、毎月訪問しているお客様の会社から相談を受けて、半日かけて電源コードの整理をしてきました。

なんでも、社長の奥さんが年末に事務所の片付けをしていて、電源タップのあたりがホコリだらけになってて、その上タコ足タコ足の嵐でこりゃあさすがにマズいと思ったのがきっかけだそうです。
けど社長に話しても何だか煮え切らない感じで相手にしてもらえなかったので、僕のとこに相談が回ってきたという流れ。

電気屋や電気の専門家しゃないので、本格的な配線工事するんじゃなく、電源タップのタコ足をやめて整理しなおしてつなげ直すだけなんてすか、、、これが実際やると結構な苦労でした。
何故かって、、、稼働してる事務所で電源のつなぎ直しなので(^_^;)
ルーターを不用意に電源切れないし、パソコンもプリンタも、、、。事務所内の方の作業の様子や状況を見ながらタイミング見計らってつなぎ直して、の繰り返し。

まあけど、これを素人の事務員さんにやらせて、万が一データ通信の真っ最中にNASの電源切ったとか言って重大事故になったなんていうよりはよっぽど僕がやった方が良いだろうということで、この仕事と言うわけです。

電源と配線、大事な仕事の一つてす。

2016年1月20日水曜日

やっぱり「入口は些細なITサポート」から

昨日訪問した客先でのお仕事。

仕事そのものは「メールが開けなくなってしまった」というもの。
フリーのWebメールへのアカウントがロックされてしまい、回復の仕方が分からないという状態から、アカウント名やパスワードなどの確認を行い、復旧するというものでした。

この仕事そのものは、お客様からアカウント名やパスワード、過去の情報などを聞き出しながら試行錯誤して1時間程度で終了したのですが、、、実はこのお仕事、その後がありました。

このフリーのWebメール、このお客様はご自分の業務用メールアドレスとして使っていました。
そのため、今後再び万一メールへのアクセスが出来なくなってしまった場合には?という不安を抱かれたようで、今後の対策についても相談を、という話に進んだのです。

そこで、いくつか現状の問題点を指摘しました。
主な問題点としては

  • フリーのWebメールに、「連絡先用メールアドレス」として登録してある既存のメールアドレスが、携帯電話会社から付与されたメールアドレスである事(キャリアを変更してしまったら、そのメールアドレスが使えなくなる)
  • パスワードの管理が甘いこと
で、今後の対処方法も含めて、ひと通りの対処ができるようになるまでサポートを行わせていただくということになって、いわゆる単なる「パソコンサポート」ではなくなり、「IT活用サポート」へ少し踏み込んだという形になりました。

僕が現在、定期的に携わっているお客様との関わりは、ほとんどすべて今回のような「ちょっとしたITサポート」が入り口になっています。

「お仕事でITを使っている」という前提でそのITサポートを仕事にしていると、単なる「パソコンのトラブルや設定」「インターネットサービスの相談や質問」という単発的なサポート業務から、「活用、運用など継続的な取り組みに関する相談や助言」という継続的なサポートへ進展していきます。

これも、ITコーディネータの仕事の獲得の仕方の一つではないかな?と思ったりして^^

2016年1月13日水曜日

IT管理者として・・・と言ったら大げさですが

僕の仕事の一つに「お客様の会社内のIT資産管理を引き受ける」というお仕事があります。

・・・というと小難しく聞こえますが、要するに「いつでもどんな内容でもITの事を全てサポートする」というお仕事。
小さな会社・小さなお店には、「ITの事を専門的に管理する人材」が皆無と言って良いです。
少し詳しい程度の方ならいるかもしれませんが、偏った知識や経験で偏った管理運営をしていることが多く、それが原因で会社やお店が大きなリスクを背負ってしまっていたり、知らず知らずのうちに不利益を被っていたりすることも珍しくありません。

そういう会社からの依頼やご相談を受けて、「とにかくITのことと言ったらどんな話でもどんなトラブルでも支援します」という関わり方をしているお客様も現実に何割かいらっしゃいます。

本日のお仕事もまさにそういう仕事。

内容は「業界標準の業務システムを利用しているんだけど、バージョンアップしようとしてうまくいかない。ヘルプデスクへ問い合わせても全然意味がわからなくてどうにもならない、なんとかしてください」という話。

要するに社内で使っているあるシステムのバージョンアップに伴うトラブルシューティングを、お客様に代わって行うというもの。
傍から見れば「そんなの、ヘルプデスクへちゃんと問い合わせて、こっちはIT素人なんだから分かるようにちゃんと説明してくれと言えば済むことじゃん。有料で使っているシステムのサポートを受けるのにさらに外部の専門家にお金払ってまで頼むなんてナンセンスだ」とツッコミたくなる話に聞こえるかもしれません。

けど、ね・・・地方の小さな会社は、そんなにヒマじゃないんですよ。
動いて当然のシステムが何らかの事情で動かない。
そのトラブルを解決するのにヘルプデスクへ電話しても繋がるまでに時間がかかって、つながっても意味がわからなくて・・・そんな事を何度もトライして時間をかけるくらいなら、「岸本くんお願い、悪いけどこのエラーどういうことなのか、ヘルプデスクへ代わりに問い合わせてトラブル対処してくれない?」と依頼しちゃったほうが、解決までの時間は圧倒的に短縮できますし、その間の労力や心理的なストレスからも解放されます。

そういう事のためにITコーディネータが活躍する、というのも大いにアリなんじゃないでしょうか?

「経営」とかって大所高所だけではなく、「IT」と冠についているんだから、社内でITが問題になったらコピー機屋の営業さんよりも、事務機器やPC販売店のサポート担当者よりも、まずはじめにITコーディネータに真っ先に相談してもらえるように・・・そういう信頼を勝ち得るのも、ITコーディネータの生きる道の一つだと思います。

・・・ちなみにココだけの話ですが(笑)・・・

こういう形で関わっている顧客企業の中には、コピー機が調子悪くなっても、そのコピー機のサポートが対応悪いのでそれより先に僕に連絡をしてきたり、ソフトウェアの操作やトラブルでも、ヘルプデスクへ問い合わせて問題は解決しないと知っているので、敢えて僕のところへ連絡をよこしたり、というケースも日常茶飯事です^^;

いえ、コピー機メーカーや販社、ソフトウェアメーカーと敵対するつもりは全くありませんが、「機械やソフトウェアを作って売る」のと「実際に個別の会社で運用して役に立つためのノウハウやサポートを提供する」のは、全く別モノなので、後者のニーズに応えるのは必ずしも製造元や販売元ではあり得ないかな?と^^;

そんな仕事の取り方も、他のITコーディネータの皆さんの何らかのヒントになればと思って書いてみました^^w