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2015年10月17日土曜日

自営業ITCに事務所は要らない

これは僕の場合の、という観点での私見ですが、これってあながち僕の場合だけではなく、多くの自営業ITCの方に言えることじゃあないかと思います。

「事務所は要らない」などとタイトルをつけてるくせに、以前は小さな事務所を借りていました。
家賃6万円、水道光熱費や電話・インターネットなどの固定費を合わせると8万円くらい毎月支払っていたことになります。
来客応対を想定したり、ちょっとしたセミナーを開催することを想定して借りていたんですけど、ね^^;。
事務所を借りるようになってから5年経って、つくづく思いました。

「要らないなあ、事務所」

卸売りなどの商品在庫を持つご商売や、建築・電気設備などの工事作業を行う商売を自営でやっている場合なら「倉庫」や「資材置き場」などのスペースが必要でしょうけれども、事務をするための事務所というのは、ほとんど必要ないと思います。

来客があって、打合せや話し合いなどを自分のスペースでしなければならないお仕事・・・例えば税理士さんとか弁護士さんとか、そういう必要があればもちろん事務所は必要です。

けれども、ITコーディネータは「お客様の会社・お店のITをいかに効果的に活用して、それをいかに経営成果につなげるか?」が仕事です。
仕事の対象となる機器や、確認すべき仕事の内容は、必然的にお客様の会社にあるということになりますから、打ち合わせをするのにも何らかの確認作業をするのにも、場所は「客先」ということになります。

もちろん、打合せや確認作業の結果を持ち帰ってきて、自分のパソコンや事務作業スペースで仕事をすることは必須なので、事務をする場所、作業をするためのパソコンや機器類の置き場は必要にはなります。
けど、それだけの話。
ホントに必要なのは、少しの書類や資料・機材を置くスペースと、作業をするためのパソコンと机だけ。

広いスペースも必要なければ応接のセットも要りません。
なので、僕の仕事場のスペースはこれだけ↓
普段の様子をそのまんま見せようと思って、全く何も片づけずに撮ったので雑然としててすみませんm(_ _)m


机に向かう椅子を置く広さを合わせても、実際のスペースは畳2畳か3畳分程度。
これと、この机の反対側の壁にある、先日紹介した書棚(≒事務用品置き場です^^;。紙はほとんど保管してないので→書類はほとんど電子化)、すべての仕事スペースを合わせても、四畳半か5畳くらいなものです。

この仕事スタイルに戻してから(→独立当初7年位はコレでやってたんです。その後事務所を借りて5年後、これに戻したってワケで)、すでに3年近く経ちますが、このスタイルで問題になったことはただの一度もありません^^;。

独立してITコーディネータの仕事してると、周りには士業の先生方が色々見え隠れして「事務所」なんていう響きに魅力を感じちゃったりすることが、きっと誰でもあると思うんですが・・・ムダです要りません、ITコーディネータには^^;。
だって、毎月8万円も固定費使ったら、損益分岐点跳ね上がっちゃうじゃん!
「ムダは省きましょう、固定費は極限まで削って経営のスリム化を!」ってお客様にアドバイスする立場なんだから、自分からもそういう事実践しなきゃね、という意味も込めて・・・

しつこいようですが、自営業ITCに事務所は要りません^^

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